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快適に暮らせる間取り5つのポイント
はじめに
住み心地を左右する間取り
どんなに丁寧につくってもらっても、間取りに問題があれば、住みやすい家にはなりません。しかし、間取りはその気になれば誰でも書くことができてしまうため、その重要性が軽視されてしまいます。某ハウスメーカーの場合、間取りは建築に関する知識が乏しい営業マンが書いていることもあるようです。
焼き回しの間取り
また、手抜きをする住宅会社は、以前どこかで建てた家の間取り図を、あたかも新しく描いたかのように提案することもあります。しかし、間取りは人それぞれ。間取りを間違えると、日々の生活が苦痛に思えてくることさえあります。あなたがもし、最低限知らなければいけない間取りのポイントを理解していれば、快適な暮らしをし続けることができるでしょう。
本レポートでは、どのようにすれば快適に暮らせる間取りになるのかについてのポイントをお伝えしてきます。
間取りで失敗する原因
間取りで失敗する原因は、次の6つに分類することができます。
1.収納の計画不足
(収納する場所が足りない、位置が不適切、使い勝手が悪い)
2.配置の配慮不足
(動線が悪い)
3.広さの考慮不足
(狭い、広すぎる)
4.開口部の想像力不足
(窓の位置、採光、風通しが悪い、暑い、寒い)
5.配線の認識不足
(スイッチの位置が悪い、コンセントの位置が不便、コンセントの数が足りない)
6.その他
(建具の開き、安全性の配慮がない、照明の位置)
これら6つに共通しているのは、自分達が、どう暮らしていきたいかという生活のシーンが見えていないことにあります。例えば、朝起きてから夜寝るまでの家族全員の動線を考えることにより、間取りの良し悪しが見えてきます。今持っている家具をどこに置くのか、新たにどんな家具を購入したらよいかを考えることにより、部屋の広さやコンセントの位置などがはっきり見えてきます。
これらは失敗したと後悔しても、簡単には直せないことばかりです。もしかしたら「ちゃんと打合せをすれば、そんな失敗は無いのでは?」と思った方もいるかもしれません。しかし、このようなことは、よくある間取りの失敗なのです・・・。プロが作ったのだから・・・と安心してはいけません。あなた自身も間取りに詳しくなる必要があるのです。
間取りでよくある失敗は「コンセント」「収納」
月刊ハウジング(リクルート)が不定期に行う間取りの失敗アンケートでは、次のような結果が出ています。順位は多少入れ替わることはあっても、内容はそれほど変わりません。
- 間取りの失敗!ワースト10
- 「届かない!足りない」(コンセントなど)
- 「しまえない!片付かない!」
- 必ずぶつかる(建具など)
- 家事動線が悪い
- 部屋の配置(音など)
- 嗅覚・聴覚・視覚的によくない
- 暗い、空気がよどむ
- オープンテラス、吹き抜け
- 狭すぎ、広すぎ
- うまく配置ができない
アンケート結果を見ると、コンセントでの失敗が1位で収納での失敗が2位です。普段の生活に関わることを見逃していることが多いようです。一度整理しておくと、100点とまでいかなくとも、かなり満足度の高い家ができると思います。
次回は経験者の声を踏まえながらあなたが間取りを考えるときに意識すべき5つのポイントをご紹介します。
埼玉県で本物自然素材住宅を建てるナチュラルハウス
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